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日本語教師養成講座について(Q&A)

 

Q:日本語教師の資格を取ると就職に有利ですか?

 

A:はい、日本語教育振興協会の認定校しか就学生を受け付けることはできません。そして認定校は就学生の学生数に応じて資格を持っている日本語教師を常勤、あるいは非常勤として雇用することが義務付けられています。東京日本語センターでも常勤と非常勤の募集をしています。

 

Q:海外で教えることも可能ですか?

 

A:はい、海外の大学では資格のある日本人を募集しています。ただし海外の場合、日本企業での経験が20年以上ある人とか、最低2年契約のできる人といった条件が付けられていることが多いです。また給与も教員寮と食事の提供はあるものの、月給は5万円程度、その他年に2回の国内旅行の費用補助と年に1回の帰国旅費補助といった条件のところが多いです。

 

Q:日本語教師の給料は安いと聞きましたが?

 

A:そうですね。一般的に年収は250万円程度のところが多いです。非常勤だと時給は1500円から5000円と経験に応じて高くはなりますが、時給が払われるのは教えた時間のみですので、授業の準備等にかかった時間は給与が出ません。ただ今後「留学生30万人計画」の推進のため、整備された日本語学校が出来てきて、待遇面も改善されると考えられます、というか待遇面も含め経営が適正に行われている日本語学校以外は淘汰される時代に入っています。資格に見合う待遇が期待できるでしょう。

 

Q:420時間の研修と何が違うのですか?

 

A:資格面では上位に位置します。また一般に420時間の研修と言っても、その実態により3つに分類されます。一つはその420時間の研修を受けることで日本語教師の資格(四)が取得できる研修、そして二つ目はその研修を受け、日本語教育能力検定試験(年に1度、10月実施詳しくはhttp://www.jees.or.jp/jltct/jltct_guide.htm)に合格(昨年までの実績 http://www.jees.or.jp/jltct/result.htm)し日本語教師の資格(三)を得ることを目的とした研修、そして最後は一応研修を受けたという証明書はもらえるが日本語教師の資格は認定されない研修です。本講座は13科目を履修し、試験に合格して単位を認定されることで日本語教師の資格(二)=副専攻、を取得することを目的としています。

 

Q:ボランティアで日本語を教えたいのですが資格は必要ですか?

 

A:市区町村で行われているボランティア日本語教室等は、基本的に資格は必要ありません。その教室によって、教室が開催する講座に参加することを義務付けていたり、教室で補助教師として1年程度の経験を必要としていたりしますが、それは教室のルールということです。どうして資格もない教師が教えられるのか、という点ですが、日本語教育振興協会が認定するのは、あくまでも日本語を学ぶ目的で在留資格を必要としている就学生を教えられる日本語学校だけだからです。ただし医師の資格のない人が「私は病人やけが人を助けたいのだ」と言って医療ボランティアを行う危険性と同様に、知識のない人が単に日本人だから、日本語がしゃべれるからと日本語を教えるのは、ボランティアではなくジャマであると思います。ボランティアという自信持って教室に立つためにも、資格取得をおすすめします。

 

Q:日本語教育の知識とは?

 

A:科目群と担当教員(中身の該当箇所にリンク)で示したような知識が必要となります。また実際の授業を見学したり、教材研究をして指導案を書いて授業を行ったり、その教育実習での授業を評価されたりすることで日本語の教え方の実際を学ぶことも必要です。あなたは「早い」と「きれい」の違いが分かりますか。では最後が「い」で終わる形容詞(い形)でなく形容動詞(な形)は「きれい」の他にどんな言葉がありますか。「早い」と「大きい」はなにが違いますか。では「大きい」のように名詞につなげた時に「大きな」となる形容詞は他にどのような言葉がありますか。こうした知識は日本語教師にとって基本中の基本です。ちなみに名詞文の否定を「ではありません」で教えて形容詞文の否定を「くないです」で教えるとどうして学習者は混乱するか、分かりますか
(「早くはありません」が「ではありません」に対応している。「くないです」に対応する名詞文の否定は「じゃないです」つまり「私の本じゃないです」を教えるのであれば「早くないです」を教えてもOKです)

 

Q:費用が54万円というのは高くないですか?

 

A:他の420時間研修と比較しても高くないと思います。また同様の科目を大学で科目等履修生として取得した場合に比べても認定証を考えると妥当であると思います。

 

Q:私は週に2回しか受講できませんが資格取得は可能ですか?

 

A:週に2日ということは半年で4科目が履修できます。半年先にはその日の科目が変わりますからさらに4科目、合計1年で8科目が履修できます。その次の半年でさらに4科目、合計12科目が履修できます。もし読み替え可能科目が1つあれば、合計13科目となり1年半で資格取得が可能となります。受講可能日が週に3日なら1年で資格取得が可能です。また読み替え可能科目が多ければ、それだけ早くそして安く資格を取得できます。